カフェインの副作用
カフェインの副作用
カフェインの副作用について見てみましょう。
カフェインは、コーヒーやエナジードリンク、チョコレート等の食品に含まれています。
日常的にコーヒーやエナジードリンクを飲む方であれば、
そこまで意識しなくても、そこそこのカフェインを摂取していると思われます。
カフェインは、適量の摂取であれば、眠気を覚まして集中力を高める覚醒効果や、
利尿作用、鎮痛作用、ガンの予防やダイエットなどの健康効果があります。
最近では、その効果・効能がすごいことから、
お手軽にカフェインを摂取できるようにサプリメントも販売されています。
カフェインは、比較的依存性が低く、安全性の高い成分ですが、
摂取方法や摂取量を間違うと、副作用がでてくる可能性があります。
カフェインの摂取によってでてくる副作用には、
軽微な副作用から、急性の副作用、慢性的な副作用があります。
その副作用の状態によっては、
早急にカフェインの摂取を控えるべき場合がありますので、
どのような副作用がでてくるのかを知っておく必要があります。
カフェインの軽微な副作用
カフェインの軽微な副作用は、「不眠→不穏・興奮→嘔吐→骨格筋緊張」の順で起こります。
また、それ以外の副作用は以下のようになります。
・強い不安感
・心悸亢進・不整脈
・胃腸障害
・顔面紅潮
・神経質、落ち着かない
・頻尿
・精神的な焦燥感
・妊娠中の方は奇形発生のリスク
急性中毒の症状（短期間に大量摂取）
・心拍数の増加
・不整脈,動悸
・血流増大
・呼吸困難（過呼吸など）
・歩行困難
・胸痛
・胃痛
・嘔吐
・感覚過敏
・精神錯乱
・幻覚
・幻聴
慢性中毒の症状（長期間に過剰摂取）
・神経過敏
・興奮
・睡眠障害
・頻尿
・頻脈
カフェインの副作用を出さないための摂取量
カフェインの副作用をみると、ちょっとカフェインの摂取が怖くなりますね。
ただし、このカフェインの副作用は、
過剰摂取などの間違ったカフェインの摂取方法をした場合です。
カフェインは、正しく適度な摂取量（例えば100mg程）であれば、
依存性や副作用はほとんどありませんので安心して摂取できる成分です。
ただし、1回の摂取量が250mg〜300mgあたりを超えると
人によっては過剰摂取となり、副作用を感じる方もいるようです。
ちなみに私が使用している外国製のサプリメントですと、
1タブレットあたり200mgの摂取量になりますが、私自身は全く異常がありません。
また、体格の大きい方は、200〜400mg摂取しても大丈夫な方もいます。
カフェインの1回あたりの摂取量の許容範囲は人それぞれですので、
自分自身の体重などの体の状態を確認しながら摂取しましょう。
また、一日のカフェインの摂取量としては、
1000mg（1ｇ）を超えないようにしたほうがいいでしょう。
さらに、成人で5g〜10g摂取した場合は、
急性中毒死の危険性があることも覚えておきましょう。
ちなみに、5g〜10gのカフェインは、コーヒーで言えば、約100杯分に相当します。
摂取したカフェインは、体内に蓄積することはなく、
摂取後、16〜20時間すれば完全に消失してしまう為、
副作用が心配な方は、一日おきに摂取すればよいでしょう。
カフェインの過剰摂取を避けるためには、
普段摂取する飲み物や食べ物、サプリメントに含まれている
カフェインの含有量を把握することが大事です。
とくにカフェインサプリメントを使用している方は、
ほかのカフェイン製品との組み合わせに注意するようにしましょう。
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