カフェインとダイエット
カフェインとダイエット
カフェインはダイエットに効果・効能があります。
ダイエットの一番の目的といえば、脂肪燃焼です。
カフェインは、この脂肪燃焼に効果的なのです。
カフェインを摂取することで、交感神経が興奮し、ノルアドレナリンが放出されます。
このノルアドレナリンが脂肪細胞を刺激することで、
遊離脂肪酸が血液中に放出され、それがミトコンドリアへ運ばれ、
ミトコンドリアで脂肪燃焼が促進されダイエットに効果的です。
また、カフェインを摂取するだけで、安静時の基礎代謝が向上します。
さらに、カフェインには、褐色脂肪細胞を活性化する働きがあります。
褐色脂肪細胞とは、肩甲骨周辺や腎臓、
心臓の周囲にある褐色の脂肪細胞で、体の体温を調節する役割を持っています。
これが活性化されると、体温が上昇し、
基礎代謝を上げることができダイエットの効率が上がります。
つまり、通常よりもかなり効率的に脂肪燃焼を促進してくれるのです。
これに、トレーニングや有酸素運動を合わせれば、さらにダイエットに効果的です。
ダイエット時のカフェインの摂取方法
運動で効率的に脂肪燃焼させる場合は、
運動の約45分〜1時間前にカフェインを摂取します。
この場合のカフェインの一回当たりの摂取量は、
体重×3〜6mg程度をカフェイン摂取の基準とし、
上限は200mg前後で十分効果がでます。
ちなみに、カフェインを摂取し続けていると耐性がついて、
脂肪燃焼の効果が薄れてくるのではないかと思う方もいると思います。
しかし、カフェイン摂取による耐性は、覚醒作用についてであり、
脂肪燃焼作用については、カフェインを摂取し続けても効果が薄れることはありません。
また、カフェインを摂取する場合、サプリメントで摂取するのであればいいのですが、
コーヒー等の飲料で摂取する場合は注意が必要です。
コーヒー等の飲料で摂取する場合、ミルクや砂糖を加えてしまうと効果は少なくなります。
そのため、ダイエットを目的としてカフェインをコーヒー等で摂取する場合は、
コーヒーにミルクや砂糖は入れず、ブラックで飲むようにしましょう。
カフェインのダイエット効果をさらに高めるための組み合わせ
ダイエットのおける脂肪燃焼のメカニズムは、以下のようになっています。
@脂肪細胞から脂肪酸が血液中に飛び出す
A脂肪酸がミトコンドリアに運ばれる
Bミトコンドリアで、脂肪酸⇒エネルギーへ変換
カフェインは、上記のうちの@の働きを活発にします。
@の働きを活発にする成分
・コレウスフォルスコリ(フォルスコリン)
・カテキン(EGCG)
・カプサイシン
・シネフリン(ビターオレンジ)
Aの働きを活発にする成分
Bの働きを活発にする成分
これらの成分をカフェインとうまく組み合わせ、効率よくダイエットをしましょう。
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