カフェインと認知症

カフェインと認知症

カフェインと認知症

カフェインと認知症

カフェイン認知症の予防に効果が期待されています。

 

 

カフェインには、様々な効果・効能がありますが、
中でも、将来的に重要になるのが認知症予防の効果・効能だと思います。

 

 

高齢化社会が進む日本において、避けて通れないのが認知症の問題です。

 

 

世界保健機関(WHO)の報告書によれば、
世界の認知症有病数は現在、およそ3,560万人いるとされています。

 

 

そして、2030年までに2倍、2050年までに3倍に増えるとされています。

 

 

これはちょっと恐ろしいですね。

 

 

では、日本の場合はどうでしょうか。

 

 

65歳以上の高齢者のうち認知症を発症している人は、
2020年時点の推定18%程とされており、約630万人にのぼるとされています。

 

 

これが2025年頃になると、約700〜800万人へ増加し、
65歳以上の5人に1人が認知症を発症すると推計されています。

 

 

マジで怖い・・・。

 

 

そんな認知症ですが、いくつかの種類があり、以下の4つが代表的です。

 

・アルツハイマー型認知症

 

・脳疾患型認知症

 

・レビー小体型認知症

 

・前頭側頭型認知症

 

 

このうち、認知症患者の全体の約80%を占めるのが、
アルツハイマー型認知症と脳疾患型認知症です。

 

 

そのうち約60%はアルツハイマー型認知症で、
残りの約20%は脳血管型認知症によるものとされています。

 

 

カフェインには、ご存知の通り、脳機能の向上効果があります。
カフェインと脳

 

 

最近の研究において、カフェインには、
アルツハイマーなどの認知症の予防や改善の効果・効能があることが分かりました。

 

 

カフェインとアルツハイマー型認知症

カフェインは、特にアルツハイマー型の認知症に良いとされています。

 

 

アルツハイマー型認知症は、脳内に「タウ」や
「アミロイドベータ」 とよばれるタンパク質が蓄積し、
脳内の神経細胞の伝達を抑制することが発症の原因だとされていました。

 

 

最近の研究で、カフェインが「タウ」の沈着を抑制することがわかったのです。

 

 

また、ある追跡調査で、カフェインを摂取する人は、
摂取しない人に比べて、認知症のリスクが約50%程低下するそうです。

 

 

アルツハイマー型の認知症の予防には、
1日あたり約200〜300mg程度のカフェインを摂取しましょう

 

 

コーヒーでいえば、1日あたり約3〜4杯程度のカフェイン量です。

 

 

コーヒーが苦手な方や、そんなに飲めないよという方は、
無水カフェインのサプリメントを利用しましょう。

 

 

そのほか、カフェインには認知機能の向上や、
短期記憶の向上効果があるので、積極的にとりいれましょう。

 

 

また、認知症の予防には、以下の成分もあわせて摂取しましょう。

 

アルツハイマー型認知症

海馬など脳内に直接作用します。
DHA

 

カルシウム

 

アスタキサンチン

 

ウコン

 

脳疾患型認知症

脳を取り巻く血管や毛細血管に作用します。
イチョウ葉エキス

 

霊芝

 

紅参

 

・カルシウム

 

カフェインと認知症関連エントリー

カフェインとトレーニング
カフェインは、トレーニングの効率や質を高める効果が期待されています。カフェインがどのようにしてトレーニングに役立つのでしょうか。
カフェインと有酸素運動
カフェインと有酸素運動
カフェインとダイエット
カフェインは、ダイエットの効率や質を高める効果が期待されています。カフェインがどのようにしてダイエットに役立つのでしょうか。
カフェインと脳
カフェインは脳に作用し、脳機能の向上に効果が期待されています。カフェインがどのようにして脳に作用するのでしょうか。
カフェインと妊娠・妊婦
カフェインの摂取において、妊娠されている方や妊婦さんは注意が必要です。カフェインが妊娠されている方や妊婦さんに与える影響を知っておきましょう。
カフェインと覚醒作用
カフェインは、強力な覚醒作用が期待されています。カフェインがどのようにして覚醒作用を引き起こすのでしょうか。